ツアーニュース

今田、2位タイ発進! P.ミケルソン出遅れ

更新日:2022/10/26 00:57
今田、2位タイ発進! P.ミケルソン出遅れ

 

 今田竜二が米ツアー2勝目に向けて最高のスタートを切った。

 08年全米オープンの舞台となったカリフォルニア州サンディエゴのトリーパインズGCを舞台に現地時間28日に行われた米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープン第1ラウンド。アイアンショットとパッティングが冴えわたった今田は、ノースC(以下NC)を7バーディ、ノーボギーの 7アンダー65でホールアウト。首位のスコット・ピアシー(米)と1打差の2位タイと一昨年のAT&Tクラシックに続く待望のツアー2勝目に向け好発進を切った。

 今田にとって今季初戦となったソニー・オープン・イン・ハワイで43位タイ、先週のボブホープ・クラシックでは63位タイと今ひとつ。だがショットとパットの噛み合わせが良くなれば、勝利の可能性は見えてくるはずだ。

 単独首位のピアシーはノースCを9バーディ、1ボギーの8アンダー64でラウンド。昨年はトップ25に8回入り、その内2回がトップ10入りと安定したプレーぶりを見せたが、残念ながら勝利には手が届かなかった。「去年は本当に色々なことを学んだ。本当なら2〜3勝していなければいけないところだったんだけど」と口にしたが、そこでの経験が自信になっているのは確実だ。

 今田と並ぶ2位タイには、ベン・クレーン(米)、クリス・ティドランド(米)、マット・エブリー(米)、単独6位に6アンダー66で回ったトム・パーニスJr.がつけ、いずれもノースCをラウンドしている。

 サウスC(以下SC)をプレーした中で最もスコアが良かったのは、5アンダー67のロバート・アレンビー(豪)。期待のリッキー・ファウラー(米/NC)、先週逆転負けしたアレックス・プルー(米/NC)もアレンビーと並び7位タイ。

 今大会が今季初戦となるフィル・ミケルソン(米/SC)はショットが寄らず、アーニー・エルス(南ア/SC)と同じ2アンダー70で40位タイ。地元優勝に意欲を燃やすが、雨続きでコンディションが悪い中「グリーンがバンピーだったから」と顔をしかめた。

 ダイエットが成功して話題となっているジョン・デイリー(米/SC)は、7オーバー79で152位タイ。スポンサー推薦での出場とあって早く結果を出したい気持ちが空回りしているようだ。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 今田、2位タイ発進! P.ミケルソン出遅れ
×