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今田無念! スコア落として9位タイで終戦

更新日:2022/10/26 00:57
今田無念! スコア落として9位タイで終戦

 

 ツアー2勝目が期待された今田竜二だったが、結果は惨敗に終わった。

 今田にとって相性の良いトリーパインズGCのサウスC(カリフォルニア州)で、現地時間1月31日に行なわれた米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープン最終ラウンド。後続に2打差をつけ単独トップからスタートした今田だったが、この日は頼みのパットが不発。初日から前日までの3日間で1つしか叩かなかったボギーを序盤から連発した。

 3番パー3では短いパーパットを外して3パットのボギー。7番パー4ではアプローチを寄せきれずにボギーとし、前半を1オーバーで折り返すと早くも優勝戦線から脱落。後半は12番、14番、17番でボギーを重ね、結局最終日は3つスコアを落とし優勝したベン・クレーン(米)に3打差の9位タイ(通算10アンダー)に甘んじた。

 今大会はここ十数年でタイガー・ウッズ(米)が6度の優勝を飾るなど、外国勢の優勝が少なく、最後にインターナショナルプレーヤーが勝ったのは 02年のホゼ・マリア・オラサバル(スペイン)。それ以前となると“ビッグ3”の一角ゲーリー・プレイヤー(南ア)というのだから、もし今田が勝っていれば、8年ぶり史上3人目のアメリカ人以外のチャンピオンとして歴史に名を刻むところだった。

 しかも2年前には単独2位に入るなど今田にとっては相性の良いトーナメント。「強豪がひしめいているから、自分も攻めて行く」と誓ってスタートした最終日だったが、得意のパットで泣かされる結果になるとは想定外だった。だがシーズン序盤から優勝争いをしてトップ10に入ったことは大きい。この敗戦が今後の今田にとってプラスに作用することを祈りたい。

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