ツアーニュース

遼、失速32位タイ 今田は健闘15位タイ

更新日:2022/10/26 00:57
遼、失速32位タイ 今田は健闘15位タイ

 

 上位進出が期待された石川遼だったが、最終ラウンドは思うようなゴルフをさせてもらえず32位タイにとどまった。

 荒天に見舞われた米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープン(カリフォルニア州リビエラCC)は、快晴が戻った現地時間7日に第3ラウンドの続きと最終ラウンドを行った。54ホール終了時点で15位タイの好位置につけていた石川は、1番、6番でバーディを奪い優勝戦線に浮上するかに思われたが、中盤の以降パットに苦しみ奇数ホールでボギーを連発。上がり2ホール連続バーディで面目躍如したものの、スコアは1オーバー72止まり。通算4アンダー32位タイで4日間の競技を終了した。

 予選ラウンドではトップ10入りも夢ではないポジションにつけていただけに、本人にとって32位タイは悔しい結果と言えそうだ。それでも予選落ちに終わった昨年に比べれば雲泥の差。3連覇を狙ったフィル・ミケルソン(米/通算2アンダー45位タイ)よりも上を行く成績は成長の証。伸び盛りにある石川の今後の戦いが益々楽しみになったきた。

 一方、先輩格の今田竜二はこの日も得意のパットが冴え、ノーボギーの3アンダー68をマーク。通算7アンダー15位タイに順位を上げ、4日間を締めくくった。初日三桁台の順位で予選落ちの危機に立たされながら、2日目以降は3ラウンド連続で『68』を並べ、先週の優勝争いがフロックでなかったことを証明して見せた。この調子なら今季は早い時期に2年ぶりのツアー2勝目が期待出来そうだ。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 遼、失速32位タイ 今田は健闘15位タイ
×