池田健闘、22位タイでフィニッシュ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/03/15 20:59
世界のトッププロ相手に池田勇太が持てる力を出し切った。
WGCシリーズ今季第2戦のCA選手権は世界のトッププレーヤーを一堂に会し、フロリダ州のTPCブルーモンスター at ドラルを舞台に現地時間の14日最終ラウンドを行ない、今大会初出場の池田が4バーディ、2ボギーの2アンダー70にスコアをまとめ、通算5アンダーでホールアウト。アンソニー・キム(米)、ティム・クラーク(南ア)らと並ぶ22位タイで4日間の競技を終えた。
目標だった「トップ10入り」はならなかったが、難コース相手に最終日は納得のゴルフ。1アンダーで折り返した後半は、12番パー5で第3打のアプローチをピンそばに寄せてバーディ。続く13番パー3ではアゲンストの風の中、渾身のティーショットがピンに絡み連続バーディで気を吐く。16番ではボギーを叩いたが、上がり2ホールはしぶとくパーをセーブし、2アンダー70でフィニッシュ。本人も「収穫のある一週間だった」と笑みを浮かべた。
次週もアメリカでトランジションズ選手権に出場する池田。ライバル石川遼も合流するため気合いが入る。ヨーロッパNo.1のリー・ウェストウッド(英/30位タイ)やセルヒオ・ガルシア(スペイン/37位タイ)、メジャーチャンピオンのスチュワート・シンク(米/37位タイ)、ザック・ジョンソン(米/37位タイ)よりも上位に食い込んだことは、池田にとって大きな自信になっているはずだ。