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初V狙うT.エイケン首位浮上! 新人S.ジェイミソン後退

更新日:2022/10/26 00:57
初V狙うT.エイケン首位浮上! 新人S.ジェイミソン後退

 

 南アのサンシャインツアーですでに6勝を挙げながら欧州ツアー未勝利のトーマス・エイケン(南ア)が、念願の初優勝に向け2日連続『68』で単独トップに躍り出た。

 欧州ツアーのオープン・デ・エスパーニャは現地時間6日、スペイン、レアルクラブ・デ・ゴルフ・エル・プラトを舞台に第2ラウンドの競技を行い、通算8アンダーまでスコアを伸ばしたエイケンが初日の6位タイから単独首位に浮上した。1打差の単独2位に地元のパブロ・ララサバル(スペイン)が続いたが、初日トップのルーキー、スコット・ジェイミソン(スコットランド)はスコアを伸ばせず、通算6アンダーでアンソニー・ウォール(英)、ロメイン・ウォッテル(仏)、この日『66』の好スコアをマークしたアルバロ・ベラスコ(スペイン)と並び3位タイに後退した。

 3月のWGC-キャデラック選手権に出場した後、7週間のバカンスを謳歌していたという27歳のエイケン。バハマに1か月ほど滞在していたときは「クラブにさえ触らなかった」と言い、練習を再開したのはごく最近になってから。「凄く違和感があったし、今週は全く自分に期待していなかった。残りのシーズンに向けウォーミングアップのつもりだった」と軽い気持ちで出場し、優勝戦線を引っ張ることになるのだから、ゴルフというゲームは不思議なものだ。

 昨今メジャーチャンピオンを次々と輩出している南アから、新たなスター候補誕生となるか注目だ。

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