M.ウィー後退も米国勢善戦 藍は12位タイ浮上
更新日:2012/11/10 09:59
掲載日:2012/11/10 09:52

初日首位タイの好発進を切ったミッシェル・ウィー(米)は後退したが、上位には復権を目指すアメリカ勢が並んでいる。
米女子ツアーのロレーナ・オチョア招待第2ラウンド(現地時間9日/メキシコ、グアダラハラCC)は、初日のトーナメントリーダーのひとりアンジェラ・スタンフォード(米)が5アンダー67をマークし、通算11アンダーで単独トップとなった。
2打差の単独2位に賞金ランキング首位のインビー・パーク(韓)が続き、3打差の単独3位にシーズン初Vを狙うクリスティー・カー(米)、通算7アンダー4位タイにプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞/POY)のタイトルを狙うステイシー・ルイス(米)、リュウ・ソヨン(韓)、キャンディ・クン(台)の面々が並ぶ展開。ツアーを席巻するアジア勢と肩を並べ、スタンフォード、カー、ルイスのアメリカを代表するプレーヤーが上位を賑わしている。
しかしスポンサー推薦で出場している歴代チャンピオンのひとりウィーは、好調な第1ラウンドから一転、この日3オーバー75と崩れて通算3アンダー12位タイに後退。初日16位タイ発進のレクシー・トンプソン(米)も5つスコアを落とし通算4オーバーで出場36人中31位タイまで順位を下げた。また、完全復活をアピールしたいヤニ・ツェン(台)は今ひとつスコアを伸ばせず通算3アンダー12位タイ。ホステス役のロレーナ・オチョア(メキシコ)は通算1アンダー19位タイにとどまっている。
日本勢で唯一出場しているオチョアの親友・宮里藍は、初日苦しんだパッティングが復調し5バーディ、1ボギーの4アンダー68の好スコアをマーク。通算3アンダーでツェン、ウィーらと並び前日の26位タイから12位タイまで順位を上げている。