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連日のサスペンデッドにもめげず小林が急浮上!

更新日:2012/12/15 11:13
連日のサスペンデッドにもめげず小林が急浮上!

 

 荒天に祟られ2日連続サスペンデッドとなったアジアンツアーで、小林正則がリーダーボードを急浮上している。

 同ツアー今季最終戦のイスカンダール・ジョホール・オープンは現地時間14日、マレーシアのホライゾンヒルズGCを舞台に日没順延となった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を行ったが、天候は回復せず再び雷雨による中断を挟み大半の選手がホールアウト出来ないままサスペンデッドとなった。

 そんな中で好調なプレーを見せたのが、12ホールを終え5つスコアを伸ばし通算9アンダーとして、第1ラウンドのトーナメントリーダーであるデビッド・リプスキー(米)と並び暫定トップに躍り出たセルヒオ・ガルシア(スペイン)。「長い1日だったけれど良いゴルフが出来た。天候にイラついたりもしたけれど、こればっかりはどうにもならないからね」と達観した様子で優勝戦線に浮上した。

 日本勢では現在同ツアーの賞金ランキング5位につける小林が健闘。「アジアの雰囲気だと良いゴルフが出来る」と語った小林は11ホールを終え5バーディ、1ボギーの4アンダーとスコアを伸ばし、通算5アンダーは暫定ながら9位タイまで順位を上げた。

 小林以外の日本勢は、片岡大育が12ホールを終え通算1アンダー暫定54位タイ。第2ラウンドをスタート出来なかった丸山大輔も目下1アンダーで暫定54位タイにつけたが、やはり第2ラウンドを1ホールもプレー出来ていない平塚哲二は、1オーバーで依然として暫定80位タイと想定カットライン圏外にとどまっている。

 アーニー・エルス(南ア/12ホール終了)は通算4アンダー暫定19位タイ、ケビン・ナ(米)は第1ラウンドしか消化していないが通算6アンダーで暫定4位タイにつけている。

 天候次第だがこれだけ進行が遅れると、72ホールでの決着が可能かどうか不透明な状況だ。

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