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松山79位タイ出遅れ… 全英OP争いは明暗が分かれる

更新日:2013/06/27 19:37
松山79位タイ出遅れ… 全英OP争いは明暗が分かれる

 

 国内男子ツアー、〜全英への道〜 ミズノオープンは27日、岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部を舞台に第1ラウンドの競技を終了。先日全米プロゴルフ選手権(現地時間8月8〜11日/ニューヨーク州、オークヒルCC)への特別推薦が届き、今季メジャー4大会出場を確定させた松山英樹は1オーバー73とパッとせず79位タイスタートと出遅れた。

 大会2日前の25日に先日全米プロからの招待状が届いたことを明かし「やっぱり嬉しいですし、頑張らなきゃいけないなという気持ち」と喜びを表していた松山だったが、この日はショット、パットともに精彩を欠いた。インスタートの前半、11番バーディ、12番ボギーで迎えた14番で痛恨のダブルボギー。後半2番、6番で1打ずつ取り返すも最終9番をボギーとし、1オーバー73の79位タイで初日を終えた。

 24日にはサングラスを学生時代から使い続けているオークリージャパン(株)とプロ入り後初のスポンサー契約を交わしたばかり。また、今大会単独3位以上に入れば、石川遼の持つプロ23試合目での記録を大きく更新する史上最速8試合目での獲得賞金1億円突破となるだけに、2日目以降の躍進に期待したい。

 また、今大会を終えた時点での全英オープン日本予選ランキング(国内獲得賞金)上位2名と、大会上位4名(いずれもその他の有資格者を除く)は全英オープン(現地時間7月18〜21日/スコットランド、ミュアフィールド)に出場できるとあって、出場権争いも見どころ。現在日本予選ランキング2位の小平智が1アンダー71の42位タイ、同3位の金亨成(韓)、同4位の塚田好宣が2アンダー70の25位タイと上位で耐えた一方で、滑り込みでの出場を目指した同5位の松村道央は8オーバー80の大叩きで単独141位と出遅れ、全英出場は絶望的となった。

 上位は通算6アンダー66をマークした今野康晴が単独首位、5アンダー67の2位タイに片山晋呉、岩田寛、金庚泰(韓)ら、4アンダー68の8位タイに谷原秀人、高山忠洋、星野英正らがつけている。一方、ディフェンディング・チャンピオンのブラッド・ケネディ(豪)はイーブンパー72のラウンドで57位タイとやや出遅れている。

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