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M.マドセンまさかの失速 C.シュワーツェル単独首位

更新日:2013/12/01 10:54
M.マドセンまさかの失速 C.シュワーツェル単独首位

 

 2週連続優勝争いの2人が3日目にして明暗を分けた。

 欧州ツアーの2013-2014シーズン第2戦、アルフレッド・ダンヒル選手権は現地時間30日、南アフリカのレパード・クリークCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日までデッドヒートを繰り広げていた開幕戦Vのモルテン・マドセン(デンマーク)と、そのマドセンに逆転負けを喫したチャール・シュワーツェル(南ア)が揃って首位タイからスタートしたこの日、シュワーツェルはノーボギーの5アンダー67と順当にスコアを伸ばし通算13アンダーでトップの座を守ったが、マドセンはまさかの7オーバー79と崩れ通算1アンダー34位タイへ急降下した。

 後続に2打差をつけ大会連覇に王手をかけたシュワーツェルは「予選の2日間に比べ、今日はショットがキレていた。アグレッシブかつポジティブに攻められたからチャンスを量産することが出来た。もう少しパットが入ってくれていたら爆発的スコアをマークしていたと思う」と好調なラウンドを振り返った。大本命のシュワーツェルが44ホール連続ノーボギーと抜群の安定感を見せているのだから、最終日、前週惜敗の雪辱を晴らすチャンスは大いにありそうだ。

 そのシュワーツェルに2打差の単独2位につけるのがツアー2勝の実績を持ちながら昨シーズンシード落ちに終わったリチャード・フィンチ(英)。「シュワーツェルをとらえるのは難しそうだが最善を尽くす」とコメントしており、目指すは5年ぶりの復活Vだ。

 その他上位陣は、通算10アンダー単独3位にビクター・リウ、通算9アンダー単独4位にロメイン・ウォッテルとフランス勢が並んでいる。

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