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欧州Vに突き進む川村 H.ステンソン、J.ダフナーらも参戦

更新日:2014/04/23 14:18
欧州Vに突き進む川村 H.ステンソン、J.ダフナーらも参戦

 

 好調の川村昌弘が一気に欧州ツアー初優勝を狙う。

 前週行われた同ツアーのメイバンク・マレーシアン・オープンで、川村は最後まで粘り強くプレー。トップ10入りこそ惜しいところで逃したが、13位タイに入って昨年のアジアパシフィック パナソニックオープン優勝の実力を見せつけた。その勢いで出場するのが、欧州、ワンアジアツアー共催のボルボ中国オープン(現地時間24〜27日/中国、ゲンゾンGC)だ。

 マスターズも終わり、次のメジャー 全米オープン(6月12〜15日/ノースカロライナ州パインハーストNo.2)まで間があるとあって、昨年の米ツアー年間王者で欧州ツアー賞金王でもあるヘンリック・ステンソン(スウェーデン)や、昨年の全米プロゴルフ選手権優勝者のジェイソン・ダフナー(米)ら実力者たちも参戦。20周年記念大会を盛り上げる中、20歳の新鋭 川村がどこまで自分のプレーを貫けるかが楽しみだ。日本ツアーもシーズン2試合目を迎えるが、アジアでの戦いに全力で挑んでいる若者の挑戦を見守りたい。

 ダフナー、ステンソンの2人は今季、今一つ結果が出ずに苦しんでおり、復調のきっかけを探っている。前週のマレーシアン・オープンで2位タイとなったニコラス・コルサーツ(ベルギー)やイアン・ポルター(英)、アルバロ・キロス(スペイン)、フランセスコ・モリナリ(伊)、エドアルド・モリナリ(伊)、ジーブ・ミルカ・シン(インド)らも顔を揃える中、誰が抜け出すのか。ディフェンディング・チャンピオンのブレット・ランフォード(豪)、日本オープンゴルフ選手権競技王者 小林正則らも交えての戦いぶりから最後まで目が離せない。

 また、昨年のマスターズでツアー史上最年少の14歳5か月18日の予選通過を果たしたアマチュアのグアン・ティンラン(中)も参戦。2年前の今大会に13歳173日で出場して、欧州ツアー最年少出場の記録も作った少年はどれほど進化したのか。こちらにも世界中の注目が集まりそうだ。

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