国内女子ツアーが開幕！　盤石の外国勢に復権を狙う日本勢が挑む

　国内女子ツアーのダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントは6日、沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部を舞台に華々しく開幕。昨年、ツアーを席巻した韓国勢と復権を目指す日本勢が2015年初戦から熱い火花を散らす。

　開幕戦は、昨シーズンの賞金ランキング上位50選手が出場するハイレベルなフィールド。戦いの中心は昨季同ランク4位までを独占した外国勢、特に女王アン・ソンジュ、3位のイ・ボミ、4位の申ジエに加え、今年から国内ツアーに参戦する2011年、12年韓国ツアー賞金女王のキム・ハヌルら韓国勢となっていくことは間違いない。

　一方の日本勢では、昨季同ランク5位の成田美寿々をはじめ、酒井美紀、渡邉彩香、鈴木愛、香妻琴乃などの若い世代、そして2013年賞金女王の森田理香子、大山志保ら経験豊富な選手たちがどこまで食い下がっていけるかに注目だ。

　さらに、米ツアーに参戦している宮里美香、横峯さくら、上原彩子、有村智恵も開幕戦に満を持して出場。特に美香は、2週前のISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンで12位タイ、前週のホンダLPGAタイランドでは23位タイと好調を維持しているだけに優勝候補の一角と言えそうだ。

　また、ホステスプロで昨年辛くもファイナルQTを通過しツアー参戦権を獲得した諸見里しのぶ、昨季ステップ・アップ・ツアー2勝の堀琴音、新人戦LPGA加賀電子カップ覇者の平野ジェニファー（米）、昨季大会でローアマチュアを獲得した新垣比菜（興南高1年）など楽しみな選手達たちも多数参戦。

　昨季大会は、最終日を2打差の6位タイから出たO.サタヤ（タイ）が5アンダー67をマークし、首位を走っていた森田を逆転。ツアー2勝目を挙げている。南国での開幕戦を制し、スタートダッシュを決めるのは誰だ?!