S.ケルドセンが混戦抜け出し単独トップ P.ハリントンは「78」と大崩れ
欧州ツアーのドバイ・デューティフリー アイリッシュ・オープン Hosted by ザ・ローリーファウンデーションが現地時間30日、北アイルランドのロイヤル・カウンティ・ダウンGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。トップタイから出たソレン・ケルドセン(デンマーク)が通算7アンダーまでスコアを伸ばし、混戦のトップ争いから単独首位に躍り出た。
ケルドセンら6人が首位タイからのスタートとなった第3ラウンド。出だしの1番からバーディ発進したケルドセンは、その後も5番から2連続、後半11番から3連続でバーディを奪い、一時は6アンダーまでスコアを伸ばした。しかし、上がり2ホールで連続ボギーを叩き、最終的に6バーディ、2ボギーの4アンダー67でホールアウト。独走態勢とはならなかったが、後続に2打差をつけ、ツアー4勝目に大きく近づいた。
通算5アンダーの2位タイに入ったのは、マクシミリアン・キーファー(独)と前日トップタイのラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)。13位タイからスタートしたキーファーはこの日ベストスコアとなる6アンダー65をマークし、一気に優勝争いに食い込んだ。
前日首位タイのリッチー・ラムゼイ(スコットランド)、ベルント・ウィースバーガー(オーストリア)、ティレル・ハットン(英)は揃って1アンダー70のラウンドとなり、通算4アンダーの4位タイに後退。アウトスタートとなったラムゼイは、出だし1番でいきなりイーグルを奪うも後が続かず。5番からの連続ボギーでイーブンパーとすると、その後は1つスコアを伸ばすにとどまった。
7位タイからスタートのパドレイ・ハリントン(アイルランド)は7オーバー78と大きく崩れ、リッキー・ファウラー(米)、ミゲール・A・ヒメネス(スペイン)らと並ぶ通算5オーバーの36位タイとなっている。