上原、8バーディで11位タイ浮上 藍、美香も決勝ラウンド進出

米女子ツアーのショップライトLPGAクラシックが現地時間30日、ニュージャージー州のストックトン・シービュー・ホテル&GC ベイCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。上原彩子、宮里美香、宮里藍が決勝ラウンド進出を決めた。
この日、好調なプレーを見せたのは上原。立ち上がりの10番から3ホールで2バーディを奪うと、15番をダブルボギーとした後の17番から連続バーディをマークし、2アンダーでバックナインへ。後半もダブルボギーを1つ喫したが、バーディを4つ記録し、8バーディ、1ボギー、2ダブルボギーの3アンダー68でラウンド。通算2アンダー11位タイまで順位を上げた。
また、初日に日本勢トップの15位タイからスタートした美香は3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー71でホールアウト。スコアを伸ばすことはできなかったが、上原と同じ通算2アンダー11位タイで最終日を迎える。初日に5バーディを奪った藍は、この日2バーディ、1ボギーの1アンダー70のプレー。通算1アンダー21位タイと、最終ラウンドに上位進出の可能性を残した第2ラウンドとなった。
一方、第1ラウンドで126位タイと大きく出遅れた野村敏京は、前半で3つのバーディをマークし、2アンダーで折り返したものの、15番パー3で痛恨のダブルボギー。4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの1アンダー70とアンダーパーでラウンドしたものの、通算4オーバー82位タイで予選落ちとなっている。
単独トップから出たモーガン・プレッセル(米)が、3バーディ、1ボギーの2アンダー69とスコアを伸ばし、通算7アンダーで首位をキープ。2008年以来、約7年ぶりとなるツアー通算3勝目に王手をかけた。通算6アンダーの単独2位にはアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)、トップと3打差の3位タイにはカトリオーナ・マシュー(スコットランド)ら5人が並んでいる。
ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.2のインビー・パーク(韓)は、1アンダー70でラウンドし通算1アンダー21位タイに浮上。連覇を目指すステイシー・ルイス(米)は、2オーバー73とスコアを落とし、通算3オーバー66位タイとなっている。