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タイガー、米タイム誌で私生活を語る

更新日:2015/12/10 17:39
タイガー、米タイム誌で私生活を語る

 

 今年10月に3度目の腰の手術を受け、未だに復帰の目処が立たないタイガー・ウッズ(米)。復活に向けて苦しい時期を過ごす元世界王者は先ごろ、米タイム誌でのインタビューで現役続行への思いや、前妻エリンさんとの関係性など、コース内外のことについて語った。米国のゴルフ専門チャンネル「ザ・ゴルフ・チャンネル」など複数のメディアが伝えている。

 今月30日に40歳の誕生日を迎えるタイガー。メジャーで歴代2位の通算14勝を誇る同選手は、これまでジャック・ニクラウス(米)の18勝を目指してきたものの、今年は自身初となるメジャー3戦連続予選落ちを喫するなど苦戦。負傷の影響などにより、米ツアーではトップ10入りわずか1回にとどまり、8月のウィンダム選手権でシーズンを締めくくった。

 今月初めには今後のキャリアについて弱気な発言も飛び出し、多くのメディアによって引退の可能性が報じられたタイガーだが、インタビューでは「引退したくはないし、その予定もないが、そうなる時はそうなるもの」とコメント。それと同時に「子供と一緒にいることの方が大事」と家族の存在の大きさを強調しており、そのことがタイガーのゴルフへの姿勢にも大きな影響を与えていることが伺われた。

 インタビュー内では前妻エリンさんとの関係性にも言及。2人の子供をもうけたエリンさんとは、タイガーの不倫騒動などを経て2010年に離婚しているが、現在も電話で連絡を取り合うなど、タイガーいわく良好な関係にあるという。また、5月に破局したアルペンスキーのトッププレーヤー、リンゼイ・ボンとは「素晴らしい関係だった」としつつも、トレーニングや家族と過ごす時間などの影響もあってうまくいかなかったと明かした。

 話をゴルフに戻し、ニクラウスのメジャー18勝という目標について問われたタイガーは「子供のころに部屋の壁に飾っていたジャックのポスターは、彼の色々な記録にまつわるものだった。メジャーだけのものではない」としながら、そのポスターにはニクラウスの数々の偉業を成し遂げた年齢が記されており、自分にとってはそのことが重要だったと説明。過去最強のゴルファーを決める基準は?という質問に対しては、歴代トップのツアー82勝を挙げたサム・スニードを引き合いに出し「ゴルフは時代とともに大きく変わっていて、誰がベストかは決められない」としている。

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