今季下部3勝の26歳が暫定首位に 連日順延で岩田は第2Rスタートできず
更新日:2016/08/13 12:55
掲載日:2016/08/13 10:50

米男子ツアーのジョン・ディア・クラシックが現地時間12日、イリノイ州のTPCディアランで順延となっていた第1ラウンド、第2ラウンドの競技を行ったものの、午後7時52分に日没サスペンデッドが決定。米下部ウェブドットコムツアーで今季3勝のウェズレイ・ブライアン(米)が通算12アンダーの暫定首位に浮上した。
前週のウェブドットコムツアー今季3勝目で今季残りと来季のレギュラーツアー出場権をつかんだブライアン。波に乗る26歳はこの日、第1ラウンドを「66」で締めると、続く18ホールでは前半のうちに5つ伸ばすチャージを見せるなど7バーディ、ノーボギーの「64」をマーク。2位のスティーブ・マリーノ(米)を1打差でかわし、暫定ながらリーダーボードのトップに立った。
2打差の暫定首位から出たアンドリュー・ルーペ(米)は第1ラウンドを「64」で終え、ツアー未勝利の48歳、トム・ギリス(米)と首位に並んで第2ラウンドへ。ルーペは1アンダー70で通算8アンダー暫定5位タイ、ギリスは3アンダー68で通算10アンダー暫定3位とともに順位を下げた。そのほか、今季プロデビューしたスペイン期待の21歳、ジョン・ラーム(35ホール消化)は通算7アンダー暫定10位タイにつけている。
スタート時間の遅れなどによりこの日は多くの選手が第2ラウンドをプレーできず。初日を1アンダー70で終えていた岩田寛もティーオフできないまま順位は暫定81位タイとなっており、3日目の猛チャージが期待される状況だ。また、2012年王者のザック・ジョンソン(米/暫定13位タイ)、2009年から今大会3連覇を達成しているスティーブ・ストリッカー(米/暫定81位タイ)もこの日第2ラウンドをプレーできなかった。