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S.ガルシア「グリーンジャケットをできる限り着ていたい」

更新日:2017/05/14 12:33
S.ガルシア「グリーンジャケットをできる限り着ていたい」
S.ガルシアはトップをとらえることができるか。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権が現地時間13日、フロリダ州のTPCソーグラスを舞台に第3ラウンドの競技が終了し、セルヒオ・ガルシア(スペイン)が通算5アンダーで前日43位タイから一気に7位タイに浮上した。

 初日、前半ダブルボギーを叩くなど4オーバーとしたが、後半17番パー3でエースを達成するなど1オーバー73でホールアウト。そして2日目は1アンダー71、3日目は5アンダー67と着実にスコアを伸ばし、現在トップと5打差の位置につけている。

 マスターズを制覇してから、多くの番組に出演したり、大ファンのレアル・マドリード対バルセロナ戦では始球式を行った。それらの際、必ずグリーンジャケットを着用し、今回フロリダにも持ってきている。その理由をPGAの記者が尋ねたところ「だって、来年返さないといけないから、それまでは出来る限り着ていたいんだよ」とコメント。本来、グリーンジャケットはオーガスタ・ナショナルGCにいる間のみ着用することが許され、例外はその年のチャンピオンだけだ。優勝した翌年までは持ち帰ることができ、優勝の翌年に返還し、クラブ側が以後保管することとなっている。

 そんなマスターズの影響か、初日のプレーに関して「体にチェーンが巻かれているような感覚で重く、いいスイングができなかった。それにマスターズチャンピオンなんだから、(今大会も)絶対に勝たないといけないと自分にプレッシャーをかけすぎていたよ」と語った。しかし、2日目以降はガルシアらしいプレーを展開している。

 また、今大会ではキャディにも助けられている。専属キャディのグレン・マリーに2人目の子供が産まれた為、代わりに10代からの親友で欧州ツアー通算2勝のホセ・マヌエル・ララ(スペイン)がキャディを務めている。アドバイスや自信を与えてくれるキャディとともにツアー通算11勝目に向け、最終日に挑む。

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