ウッズ 5年ぶりツアーV、10年ぶりメジャーVなるか/全米プロゴルフ選手権
更新日:2018/08/12 15:26
掲載日:2018/08/12 15:25
全米プロゴルフ選手権(現地時間11日/ミズーリ州 ベルーフCC)3日目を終え、通算8アンダー6位タイのタイガー・ウッズ(米)。29ホールの戦いは「疲れた」と体力的にも、精神的にも大変な土曜日となった。
前日は荒天のためサスペンデッドとなり、7ホールを終えた時点でウッズは上がった。朝早く8番からスタートし、4アンダー66を記録。そして第3ラウンドに臨んだ。
前半は5バーディ、1ボギーの「31」とスコアを4つ伸ばすことに成功。しかし、後半はバーディチャンスにつけながらも決めきれなかった。17番パー5はスリーパットのパーなど、9ホール全てパーとスコアを伸ばせず、第2ラウンドと同様に「66」でホールアウトした。
「バックナインは全部ショートだった。グリーンはちょっと荒れていて、遅くなっていた。ほとんど強くパッティングすることが出来なかった。17番は逆に打ちすぎて、返しを決められなかった」
29ホールの戦いは「疲れた。本当に疲れている」とし、「必ずしも体力的にではないが、精神的に29ホールをこの暑さの中でプレーするのは疲れる。長い1日だった」と振り返った。
首位のブルックス・ケプカ(米)とは4打差。ツアーでは5年ぶり、メジャーでは10年ぶりの優勝を狙える位置にいるウッズは「もう一度、ロースコアが必要。(ボールを)止めやすいからバーディを奪わなければいけない。前半なんて皆が4〜5アンダーくらいで回っている。下が柔らかくなっているって証拠だ。4番、5番アイアンでもピンを狙って止めることが出来る。だからバーディを獲らないとね」と逆転Vに向けて、残り18ホールを戦う。
(写真提供:Getty Images)