ケプカとジョンソンはフランス入り前から喧嘩 飛行機内で険悪なムード
2日、ブルックス・ケプカとダスティン・ジョンソンがライダーカップ終了後の夜(9月30日)にパーティが行われていた欧州選抜のチームルームで大喧嘩をしたと報じられた。しかし、険悪なムードはフランス入り前から漂っていた。3日に仏メディア『L'Equipe』が報じている。
2人はプレーオフシリーズ最終戦のツアー選手権後にチャーターでアトランタからフランスに向かったが機内で喧嘩。報道によるとキャプテンのジム・フューリックが止めに入ったようだ。また、チームスタッフは「空気は最悪で、ジムはショックを受けていた」とコメントしている。なお、喧嘩の原因は明らかとされていない。
ケプカはトニー・フィナウ(初日と2日目の午前)、ジョンソンはリッキー・ファウラー(初日の午前と午後)と組み、ケプカとジョンソンが組んだのは2日目午後のみで、ジャスティン・ローズ(英)&ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)に2&1で負けた。一緒にトレーニングをしたりサウスフロリダではご近所で仲良しだった2人の間に一体何が起きたのだろうか。
喧嘩ではないが、パトリック・リードが「ジョーダン(・スピース)は俺と組みたくなかったんだ。俺はまったく問題ない。個人的に好きか嫌いかの問題じゃない。組んでチームに貢献できるかどうか。(今までの経験から)どうすれば勝てるか互いに分かっている。He is so full of s***(スピースは最悪な奴)」と発言するなど今回の米国選抜の敗北は雰囲気が悪かったからかもしれない。
欧州選抜はローズ、ステンソン、イアン・ポルター(英)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)がキャプテンのトーマス・ビヨーン(デンマーク)にイタズラ電話をするなど大会前からムードが良かった。その雰囲気が17.5ポイントに繋がり米国選抜(10.5ポイント)を圧倒したのではなかろうか。
(写真提供:Getty Images)