ケプカ「人生で最も悲しい日だった」「心はボロボロ」

　スコットランドで開催される今週の欧州ツアー「アルフレッド ダンヒル・リンクス選手権」に出場するブルックス・ケプカ（米）が記者会見で、ライダーカップ初日に同選手のティーショットが直撃し右目を失明した女性に関してコメントをした。

「ボールを打っただけで悲しくなるなんて。ただボールを打っただけ。それが観客に直撃して失明してしまった。いい気分なわけがないよね」

「昨日は人生で最も悲しい日だったと思う。これまで身内でも悲しい出来事が起きたことがないから、そういう意味ではラッキーなのかもしれないけど、辛い」

「ここ（スコットランド）についてから（失明したことについて）知ったんだ。SNSを多用しないから（知らなかった）。着信履歴が7件、メッセージが25件きていて、それで知って心が痛んだ」

「昨日（練習ラウンド）は最悪だった。自分がやってしまったことを知りながらゴルフをしなければならなかったから。1時間半くらいラウンドしたけどスマホを持ちながらニュースを確認していた。信じられなくて辛かった。本当に悲しいし、心はボロボロだよ」

　なお、視力を失った女性、コリン・レマンデさんは大会主催者を相手に訴訟を起こす構えでいる。

（写真提供：Getty Images）