リー・ウェストウッドの優勝ギア　4日間の平均パッティング数1位

　45歳のリー・ウェストウッド（英）が欧州ツアーのネッドバンクチャレンジで4年ぶりツアー通算24勝目を挙げた。最終日の2番パー5ではピン G400 ウッドで放った2打目がピンそば約1メートルにつきイーグルを奪うなど、1イーグル、6バーディの8アンダー64を記録し逆転優勝を飾った。

　光ったのはパッティングとグリーンを捉えるショットだった。71人中、4日間の平均パット数（ストローク／ホール）が1位（1.64）、パーオン率が4位（76％）、バーディ・オア・ベターが1位（バーディ以上を25個とった）という記録が優勝に繋がった。

　ウェストウッドのパターは日本で12月14日発売予定のピン シグマ2 フェッチというマレット型。ピン独自のTR溝を搭載しておりスイートスポットを外しても、距離が安定する。また、専用レンチを使用して長さを調整できるのが特徴だ（規則4-2a「性能の変更」によりラウンド中に長さ調整するのはルール違反）。

リー・ウェストウッドのクラブセッティング（クラブは全てピン製品）

ドライバー：G400 LST（10°）
ウッド：G400（14.5°）
ハイブリッド：G（19°）
アイアン：i210（4-PW）
ウェッジ：i210（50° 54°）、グライド フォージド（60°）
パター：シグマ2 フェッチ
ボール：タイトリスト プロV1

（写真提供：Getty Images）