自身初の世界ランク1位 ジャスティン・ローズを振り返り
更新日:2018/12/18 12:33
掲載日:2018/12/18 11:56
自身初の世界ランク1位、そして初の米ツアー年間王者に。2018年はジャスティン・ローズ(英)にとっては忘れられない1年となったはずだ。
2017年8月の最終週以降に出場した欧米の両トーナメントでトップ10を一度も外すことはなく、10月WGC-HSBC選手権で優勝。2018年5月フォートワース招待でシーズン2勝目を飾ると、全英オープンで2位に入り存在感を見せつけた。
そんなローズが今年強さを見せつけたのがプレーオフシリーズだ。初戦のザ・ノーザン・トラストこそ予選落ちしたが、デル・テクノロジーズ選手権で2位、BMW選手権はプレーオフで敗れたものの再び2位でフィニッシュ。9月第2週の世界ランキングでは英国人として2012年のルーク・ドナルド以来の1位に浮上した。
そしてフェデックスランク2位で迎えた最終戦のツアー選手権。ランキングトップのブライソン・デシャンボー(米)が早々に離脱する中、ローズは3日目を終えて2位につける。優勝はタイガー・ウッズ(米)に譲ったが、ローズは4位でフィニッシュし自身初の米ツアー年間王者のタイトルを獲得した。
その後、11月の欧州ツアー「トルコ航空オープン」で優勝すると、WGC-HSBCチャンピオンズ、ヒーロー・ワールドチャレンジで3位に入った。アラフォー(38歳)を迎えて尚、成長を続ける男が次に見据えるのは、2013年の全米オープン以来遠ざかっているメジャータイトルだ。
(写真提供:Getty Images)