殿堂入りの中嶋常幸「早いとこメジャーで勝って欲しい、松山」
更新日:2019/03/23 23:11
掲載日:2019/03/23 22:01
64歳の中嶋常幸が23日、横浜パシフィコで開催中のジャパンゴルフフェア内で、ダンロップのトークショーに参加した。
前日(22日)に日本プロゴルフ殿堂入りを果たしたツアー通算48勝は、「昨日は殿堂入りということで気持ちが高揚しております」という挨拶からスタート。
今回ダンロップはレクサスとの共同出展ということで、「18歳から(車に)乗り始めてフェラーリ、ロールスロイスは乗っていないですけど、レクサスはどこに行くのもいい。最高です。乗り心地が良い。僕はRX 450のハイブリッドに乗っていて燃費が良いですよ。後ろがいない時は電気だけで行きます」などレクサス愛を語った。
日本アマを当時最年少の18歳で優勝、日本プロゴルフ選手権を戦後最年少の22歳で優勝、史上初めて年間獲得賞金1億円など”初”が多い中嶋は、「若手に(この成績を)聞かせてあげたい。みてみろと(笑)。若手はジャンボが100勝とかは聞いているけど、僕とか青木さんの勝利数が分かる若手はいないでしょうね。だいたい”史上初”とかは獲ってきました」とさすがレジェンド。
また、メジャー4大会すべてトップ10に入った初めての日本人選手でもある。しかし、「寂しいよね」と切り出し、「ベスト10に入るのが日本人の誉れになるようじゃいけない。早いとこメジャーで勝って欲しい、松山(英樹)という感じですよね」とダンロップと契約している松山英樹に期待を寄せた。
オフシーズンには最新のドライバー「Z585」と「Z785」をテスト。中嶋は弾道調整機能がついていない「Z585」が好みで、「伝わるシャープ感が好き。でも十分2つ(のクラブ)には可能性がある」と話した。
(写真:ISM)