PING「グライド 3.0」ウェッジが新登場 ミケルソンが愛用した名器を継承
更新日:2019/07/17 22:27
掲載日:2019/07/16 22:22
16日、PINGの新製品発表会が都内で行われ「グライド 3.0」ウェッジが紹介された。キャビティタイプで、54度から60度においては新たにフェースの一番下に溝が1本追加され、前作よりもスピンが掛かりやすくなった。
ソールは4種類。スタンダードソール、ワイドソール、シンソール、そして「EYE 2」ソールだ。古いPINGファンであれば「EYE 2」と聞けば1982年に発売された「EYE 2」アイアンを思い出すだろう。
不朽の名作でフィル・ミケルソン(米)もアイアンセットのウェッジを愛用していた。しかし、R&Aルールに適合しているモデルと、していないモデルが混在していたため、ミケルソンは2010年に「EYE 2 ウェッジはもう使用しない」と発言し話題となった。
今回、新発表された「グライド 3.0 EYE 2」ウェッジは「EYE 2」ウェッジを再現したホーゼル、オフセット、高いトゥに加えて、バンカーからの脱出を容易にしたEYE 2独自のソール形状を継承している。
また、標準シャフト(Z-Z115)とグリップ(360 DYLAWED LITE)は軽量化されており、グリップに関しては従来のものより0.25インチ長くなっているので、ボールをコントロールするのが容易になった。なお「グライド 3.0 ウェッジ」は9月6日に発売される。