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トム・レーマン「今度は俺にキャディをさせてくれ」 事実上最後の全英オープンはキャディの息子と

更新日:2019/07/20 10:16
トム・レーマン「今度は俺にキャディをさせてくれ」 事実上最後の全英オープンはキャディの息子と
トム・レーマンと息子のトーマス(写真:Getty Images)

 

 マスターズは優勝すると一生出場することができるが、全英オープンは60歳まで。今年3月に60歳を迎えたトム・レーマン(米)にとっては北アイルランドのロイヤル・ポートラッシュGCが舞台の第148回大会が事実上最後の全英オープンとなった。

 1996年覇者の予選ラウンドを支えたのは息子のトーマス。2日目の最終ホールで父は息子にこう言ったようだ。

「お前のことを愛している。ここのフェアウェイをこうして一緒に歩きたいと思う人間は、この世界でお前だけ。一緒に回ってくれたことは特別な意味を持つ。たぶんこれが最後だと思うけど、今度は俺にキャディをさせてくれ」

 初日「78」、2日目「76」の通算12オーバーで予選落ちとなったが、本当に最後の最後の全英オープンというわけではない。来週の全英シニアオープン選手権で優勝すれば2020年の全英オープンに出場することができる。

「全英シニアで勝って、もう一回全英オープンで勝てれば、セントアンドリュース(2021年)でプレーできる。そんな完璧な台本を作ってるんだと妻に伝えたよ(笑)」

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