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畑岡奈紗、東京五輪に向け「一つでもランクを上げられるように頑張りたい」

更新日:2020/01/14 19:41
畑岡奈紗、東京五輪に向け「一つでもランクを上げられるように頑張りたい」
住友ゴム工業東京本社を訪問した畑岡奈紗(写真:ISM)

 

 11日、畑岡奈紗が年末の挨拶のため住友ゴム工業東京本社を訪問した。
 
 2019年の畑岡は米ツアーのキア・クラシック、日本ツアーのメジャー2大会(日本女子プロ、日本女子オープン)で優勝。世界ランキングは現在5位と日本勢トップで、東京五輪代表候補である。

 日本のファンの前で圧倒的な強さを見せてくれた畑岡だが、本人としては「思うようにできず悔しかったです」とシーズン当初の目標であった米ツアー年間3勝は達成できなかった。

 オフの今は、アメリカでの勝利数を伸ばすためスイングの修正に取り組んでいる。

「長いクラブになればなるほどトップの位置が長くなり、その原因はコックが早いことにあったりするので、クラブの下りてくる角度が一定になるように練習しています」

 2020年のビッグイベントである東京五輪に関しては「金メダルを獲るには技術面的にも足らない部分ばかりだと思います。今は5位(世界ランク)ですが、強い選手がもっといるのは分かっているので、一つでもランクを上げられるように頑張りたいです」と話した。

 また、陸上競技の経験がある畑岡は、五輪では元短距離選手のウサイン・ボルトの活躍が記憶に残っており、応援しているのは年齢も近いテニスの大坂なおみと明かした。

 米ツアー開幕戦のダイアモンド・リゾート・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(フロリダ州/フォーシーズン・ゴルフ&スポーツ・クラブ・オーランド)は現地時間16日からと1か月もないが、同大会でオフにしてきたことを試しながら翌週の新規大会であるフォーシーズン・ゴルフ&スポーツ・クラブ・オーランド(同州/ボカ・リオGC)にも出場する予定だ。

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