逆転Vのシンプソン「タフな一日だった」 17年大会の苦い思い出を払拭
更新日:2020/02/03 11:54
掲載日:2020/02/03 11:00
米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンは2日、アリゾナ州のTPCスコッツデール(7,261ヤード・パー71)で最終ラウンドが行われ、ウェブ・シンプソン(米)が2018年のザ・プレーヤーズ選手権以来となるツアー通算6勝目を挙げた。
1打差単独2位から出たシンプソンは、16番を終えた時点で2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせずにいた。しかし、ここからシンプソンの勝負強さが光る。17番でバーディを奪うと、18番でも5メートル強のバーディパットを決め、土壇場でトニー・フィナウ(米)に並んで見せた。
そして勢いそのままに、18番パー4で行われた1ホール目でバーディを奪い、大会初優勝を手にした。
鮮やかな逆転Vに「今日はタフな一日だった。ピンの位置も難しいし、風もあったから大変な日だった」と語ったシンプソン。2017年大会では松山英樹との4ホール目までもつれたプレーオフで敗れており、今回は見事リベンジを果たす形となった。