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パトリック・リード、6年ぶりのWGCタイトルに「トロフィーを早く持ち帰りたい」

更新日:2020/02/24 19:07
パトリック・リード、6年ぶりのWGCタイトルに「トロフィーを早く持ち帰りたい」
WGC2勝目を挙げたパトリック・リード(写真:Getty Images)

 

 23日、世界選手権シリーズのWGC-メキシコ選手権(メキシコ/クラブ・デ・ゴルフ・チャペルテペック)の最終ラウンドが行われ、パトリック・リード(米)が通算18アンダーで2014年のWGC-キャデラック選手権以来のWGCタイトルを獲得した。

「新年が始まってからスタッフらと一緒に一生懸命ゴルフに取り組んできた。それがいま報われた。トロフィーを妻と子供が待つ家に早く持ち帰りたい」

 結果的には優勝できたがプレーオフの可能性もあった。ブライソン・デシャンボー(米)が先に通算17アンダー単独2位で上がっており、リードは最終ホールをボギーでも優勝という状況。しかし、アイアンで放ったティーショットは大きく右へ。フェアウェイに置くため軽くスイングしたのだが、体が開いてしまったのだ。

 第2打目をフェアウェイに出し、そこから3打でフィニッシュしたが、ダブルボギーであればデシャンボーとプレーオフ、またはトリプルボギーなら優勝を逃すとハラハラもの。「勝つには必要な試練だった」とリードも内心ハラハラしていたのではなかろうか。

 この日のフェアウェイキープ率は50%とティーショットは不安定だったが、パットのスコア貢献度を表すストローク・ゲインド・パッティングは「2.956」とグリーン上でカバーし、勝利を掴んだ。

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