予期せぬブレイクを好転のきっかけとしたいJ.スピース
更新日:2020/06/11 12:54
掲載日:2020/06/11 12:53
新型コロナウイルスの影響で約3か月のブレイクを挟むことになった米男子ツアー。好調をキープしていたプレーヤーにとっては「まさか」の事態となった中で、これを好転のきっかけとしたい選手もいる。
そのひとりがジョーダン・スピース(米)だ。
かつての世界ランキングNo.1は、今年に入ってから5回のスタートで50位以内に入ったのは1回のみ。直近の優勝からはすでに3年近くが経過しており、現在世界ランクは56位と低迷している。
米ゴルフチャンネルが10日に伝えたところによると、再開初戦のチャールズ・シュワブ・チャレンジ(11〜14日/米テキサス州/コロニアルCC)を前にスピースは「私はこの時間に感謝していました。もちろん一般的にはポジティブな状況ではありませんが、私個人としては、これをどのように自分に有利に働かせることができるかを考えていました」と語った。
この中断期間をオフシーズンと見なし、これまでよりも練習の負荷を軽減。また、長年のスイングコーチであるキャメロン・マコーミック氏とともに最近のパフォーマンスを分析することに重点を置いていたという。
もしスピースが現在の状況を好転させるつもりならば、コロニアルCCは理想的なスタート地点と言えるかもしれない。2016年にこの地で優勝したスピースは2015年、2017年も2位の好成績をマーク。過去7回のプレーで5度のトップ10入りを果たしている。