ウッズ「昔のような体力はない」 終盤の2バーディでギリギリ予選通過
更新日:2020/07/18 15:02
掲載日:2020/07/18 15:00
17日、タイガー・ウッズ(米)は苦しみながらもジャック・ニクラウス氏が主催する米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメント(米オハイオ州/ミュアフィールド・ビレッジGC)の予選を通過した。
ウッズは今大会に過去17回出場し予選落ちはゼロ。この日は「76」とスコアを落としたが、後半7番、8番をバーディとしたことで何とかカットライン上の通算3オーバー64位タイに滑り込んだ。
「早い段階で3パットを2回してしまうなど、巻き返そうとしてもなかなか上手くいかなかった。それでも最後バーディ、バーディ、パーで上がれたことは良かった」
約5か月ぶりのツアー出場ということもあるが、スタート前のウォーミングアップ時に「腰に違和感があった」という。また、「昔のような体力はない。走ったりトレーニングをしていると分かるよ。年齢を重ねるごとに様々なことが変わっている。今はその中で出来ることをするしかない」と44歳は明かした。
ただ、ウッズは何度も何度も立ち上がってきた男。残り2日間で腰の状態が完治するわけではないが、今大会以降のビッグトーナメントに向けて必ず調整してくることだろう。
なお、ウッズより年上の57歳ビジェイ・シン(フィジー)は通算1オーバー33位タイ、50歳フィル・ミケルソン(米)は通算2オーバー47位タイで決勝ラウンドを迎える。