日本人初の快挙&プロ転向後3戦目V 金谷拓実を振り返り
更新日:2020/12/28 12:33
掲載日:2020/12/28 12:15
金谷拓実にとって2020年は飛躍の年になったことだろう。
プロ転向する前の9月に金谷はマコーマックメダルを受賞。この賞は世界アマチュアランク1位の選手与えられる賞で、東北福祉大の先輩である松山英樹も受賞したことがなく、日本人初の快挙となった。
10月にプロ転向した金谷は、デビュー戦の日本オープンで単独7位、2戦目の三井住友VISA太平洋マスターズは連覇ならずも5位タイ。そして3戦目のダンロップフェニックスで石坂友宏とのプレーオフの末、プロ初優勝を手にした。プロ転向後3試合目での優勝は松山に次ぐ日本人2番目のスピード記録だった。最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップも単独5位とその強さを見せつけた。
現在、賞金ランク3位につけている金谷。シーズン合併により賞金王などのタイトル争いが終わるまでまだまだだが、ルーキーイヤーでの賞金王も十分に狙えそうだ。また、金谷の夢は東京五輪でのプレーや松山のように海外で活躍すること。直近では2021年1月14日から始まる米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイに出場する金谷。同世代のコリン・モリカワ、ヴィクトル・ホヴランド、マシュー・ウルフらのライバルになれるだろうか。