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殿堂入りのB.ダニエルは「大きな打撃」 LPGAコミッショナーのワン氏が辞任へ

更新日:2021/01/07 13:58
殿堂入りのB.ダニエルは「大きな打撃」 LPGAコミッショナーのワン氏が辞任へ
ツアー通算33勝を挙げ、2000年に世界ゴルフ殿堂入りを果たしたベス・ダニエル(写真:Getty Images)

 

 6日、LPGAコミッショナーのマイク・ワン氏が2021年中に同職を退くことが発表された。それを受け、関係者や選手からは辞任を惜しむ声が上がっている。

 2009年から歴代最長となる11年間にわたり同職を務め上げたワン氏。昨季は多くの大会が中止または延期に追い込まれる前代未聞のシーズンとなったにも関わらず、今季のツアー賞金総額を過去最高の7645万ドル(約78億9,000万円)に押し上げるなど、女子ゴルフ界の発展に大きく貢献した。

 メジャー1勝を含むツアー通算33勝を挙げ、2000年に世界ゴルフ殿堂入りを果たしたベス・ダニエルは、「コロナウイルスが猛威を振るい、スポーツ界が経済的に苦しむ中、これは大きな打撃です。11年間にわたって彼はカリスマであり、エネルギーに充ちたコミッショナーでした」とワン氏の功績をたたえつつ辞任を惜しんだ。

 また、2007年に当時の最年少メジャー優勝記録(18歳10か月)を樹立し、今も現役でプレーするモーガン・プレッセル(米)は、「私たちは今、世界最大の女子スポーツ組織として素晴らしい地位を築いています。それはすべて彼のおかげです」とその手腕を高く評価した。

 なお、ワン氏の具体的な辞任時期や後任については未定となっている。

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