銀メダルを獲得した稲見萌寧「重大な任務を果たした感じ」

　東京五輪の女子ゴルフ競技は7日、埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部 東コース（6,648ヤード・パー71）で最終ラウンドが行われ、稲見萌寧がプレーオフでリディア・コ（ニュージーランド）を下し、銀メダルを獲得。表彰式後、競技を放送したNHKのインタビューに答えた。

―男女を通じて初めてのメダル獲得となった

　日の丸を背負ってメダルを獲得できて嬉しいです。私の人生の中で一番の名誉なこと。すごい重大な任務を果たした感じです。

―銀メダルが決まった瞬間の気持ちは

　リディアが（18番のプレーオフ1ホール目で）パーを決めて、10番に行くと思っていましたが（外して）ビックリしました。ただ、プレーオフは（勝率）100％なので、やるって決まった時は勝ちに行こうと思っていました。

―勝てた要因は

　少しショットが思うように行かないことが多かったですが、そのなかでも後半に中途半端な（距離の）パッティングが入ってくれました。

―夢の舞台だったが

　夢の舞台でしたが、夢の舞台のまま終わらせることができて良かったです。

―数年前までは東京五輪に出場できるとは思っていなかった

　想像できなかったです。出場できたことが奇跡。

―最後にメッセージを

　たくさんの応援が力になりました。これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします。