アマのT.ヴィックは16位で全米OP決勝へ 元MLB投手がメンター
更新日:2022/06/18 16:30
掲載日:2022/06/18 16:27
海外男子メジャーの全米オープンは17日、米マサチューセッツ州のザ・カントリークラブ(7,264ヤード・パー70)で第2ラウンドが行われ、アマチュアのトラビス・ヴィック(米)が通算1アンダー16位タイにつけている。
ヴィックはマスターズ覇者のスコッティ・シェフラー(米)らを輩出したテキサス大学の3年生。高校時代はゴルフ、野球、アメリカンフットボールと3つの競技で活躍。野球ではニューヨーク・ヤンキースのアンディ・ペティット元投手、ヒューストン・アストロズのランス・バークマン元打者がコーチを務めており、特にペティット氏はヴィックのポテンシャルを高く評価していたという。
結果的にヴィックはゴルフ一本に絞ったのだが、ペティット氏はヴィックのメンターであり、「練習場で打っているように本番で打てるのがベスト。野球で例えるならブルペンで投げているみたいに、マウンドから投げられれば良い。そうするためには体をリラックスさせることが大切」などとアドバイスを送っている。
ヴィックは「アンディはいつもメンタル面でサポートしてくれる。ゴルフの知識も豊富だが、メジャーリーガーとしての経験を聞くことができるから有難い」と競技は違えど似ている部分は多くあるので、ペティット氏の意見が生きているようだ。