ウッズは全英OP後に引退すべきだった… 殿堂入りレジェンドが“引き際”に言及
更新日:2022/12/13 13:50
掲載日:2022/12/13 00:00
欧州ツアー(現DPワールドツアー)で7年連続の賞金王に輝き、世界ゴルフ殿堂入りも果たしているレジェンド、コリン・モンゴメリー(スコットランド)が、ゴルフ界が生んだ最高のスーパースターであるタイガー・ウッズ(米)の“引き際”について言及している。
昨年2月の自動車事故で右脚に大ケガを負ったウッズは、今年4月のマスターズで競技復帰を果たし、47位タイで4日間を完走。しかし、5月の全米プロゴルフ選手権を右脚の痛みで途中棄権し、7月の全英オープンは148位タイと下位で予選落ち。以降、今月10日のチャリティイベントに出場するまで公の場でプレーすることはなかった。
そんなウッズについてモンゴメリーは、英国のポッドキャスト『ザ・バンカード・ポッドキャスト』のなかで「あれが“その時”だった。スウィルカン・ブリッジに立って、手を振って、素晴らしい引き際になっていたはず」と、ゴルフの聖地セントアンドリュースで行われた全英オープンでの引退がこれ以上ないタイミングだったと持論を展開。
ウッズ自身は今後について「目標はメジャーでプレーすること」と語っているが、モンゴメリーは「(ウッズがPGAツアーで勝つことは)見ることはできないと思う。もちろん勝って欲しいと思うし、ゴルフ界にとってはそれは素晴らしいこと。でも、そうなるとは考えにくい」と、ウッズはもう以前のようなゴルフはできないとの見解を示し、7月に現役を退くべきだったと主張した。
ウッズは今週末、米チャンピオンズツアーのPNC選手権(17~18日/米フロリダ州/リッツカールトンGC)に息子チャーリー君と出場する。