デイリー、ケガに苦しむウッズに共感　「ツアーには彼が必要」と完全復活を願う

　21日に左膝の人工関節置換術を受けるジョン・デイリー（米）が、昨年2月の自動車事故で右脚に大ケガを負い、現在は足底筋膜炎を患っているタイガー・ウッズ（米）に“共感”を示している。米ゴルフウィークなどが伝えた。

　デイリーは自身と同様にケガに苦しむウッズについて「タイガーのために祈っている」と語ると、「彼の脚が持ちこたえて完治すると良いね。ツアーには彼が必要だから」とゴルフ界が誇る最高のスーパースターの完全復活を願っているとした。

　自身も現在、変形性膝関節症によりスイングもままならない状態のデイリー。「俺はタイガーよりも手術を受けた回数が多いかもしれない。この5年間でどんどん増えている。膝に金属が入っていて、サイボーグよりも金属が多いんだ」とケガとの戦いについて話した。

　デイリーとウッズは18日まで開催されていた米チャンピオンズツアーの親子大会、PNC選手権に参戦。息子とともに連覇を目指したデイリーは優勝したビジェイ・シン親子（フィジー）に2打及ばず2位タイ、こちらも愛息と出場したウッズは8位タイという成績だった。