ジョン・ラームがシーズン最多獲得賞金記録を更新
更新日:2023/05/05 10:27
掲載日:2023/05/02 00:00
世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)が、米男子ツアーの1シーズンの最多獲得賞金記録を更新した。米ゴルフウィークなどが伝えている。
ラームは前週のメキシコ・オープン at ビダンタに前回王者として出場し、米ツアー自身初の大会連覇こそ逃したが、単独2位に入って賞金83万9,300ドル(約1億2,000万円)をゲット。今シーズンの獲得賞金総額を1,446万2,840ドル(約19億9,000万円)とし、昨シーズンにスコッティ・シェフラー(米)が記録した1,404万6,910ドル(約19億3,000万円)を早くも上回った。
今季のラームはすでに4勝をマークしているが、そのうち2試合は今季から新たに設定された高額賞金の格上げ大会で、1試合はメジャー大会となっている。セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズで270万ドル(約3億7,000万円)、ザ・ジェネシス招待で360万ドル(約4億9,000万円)、マスターズで324万ドル(約4億5,000万円)のビッグプライズを手にした。
また、生涯獲得賞金も歴代11位の4,948万6,883ドル(約68億円)となり、節目の5,000万ドル(約68億7,000万円)突破も目前に迫っているラーム。今週末のウェルズ・ファーゴ選手権(4~7日/米ノースカロライナ州/クエール・ホローC)は欠場するが、ゴルフウィークによると今季はまだ9~10試合に出場する見込みとのことで、どこまで記録を伸ばせるか注目したい。