李京勲、“スリーピート”達成なるか AT&Tバイロン・ネルソン
更新日:2023/05/10 10:52
掲載日:2023/05/10 00:00
李京勲(韓)が、11日開幕の米男子ツアー、AT&Tバイロン・ネルソン(米テキサス州/TPCクレイグ・ランチ)で3連覇達成を狙う。
李京勲にとってAT&Tバイロン・ネルソンは2021年に米ツアー初優勝を記録した思い出のトーナメント。前回王者として出場した昨年大会は4打差6位タイから出た最終日に9アンダー「63」の猛チャージを披露し、サム・スニード(米)、ジャック・ニクラウス(米)、トム・ワトソン(米)に次ぐ大会史上4人目の連覇を達成した。
前週のウェルズ・ファーゴ選手権で今季3度目のトップ10入り(8位タイ)を果たし、良い状態で得意のTPCクレイグ・ランチに入ってくる李京勲。“スリーピート”達成となれば、PGAツアーではスティーブ・ストリッカー(米)が2009年~2011年のジョン・ディア・クラシックで成し遂げて以来のこととなる。
ちなみに今季では昨年11月のワールド・ワイド・テクノロジー選手権 at マヤコバでヴィクトル・ホヴランド(ノルウェー)が、今年3月のバルスパー選手権でサム・バーンズ(米)が3連覇挑戦に失敗している。今週の李京勲のあとにも6月のRBCカナディアン・オープンでローリー・マキロイ(北アイルランド)が、8月のBMW選手権ではパトリック・キャントレー(米)が同様の快挙にチャレンジする。