“シンデレラボーイ”アバーグが初のライダー杯に「これから起こることへの期待感が強い」
更新日:2023/09/28 14:06
掲載日:2023/09/28 14:05
23歳のルドヴィク・アバーグ(スウェーデン)が、初のライダーカップ(29日~/イタリア/マルコ・シモーネG&CC)を前に今の心境を話した。27日、米ゴルフウィークが伝えている。
テキサス工科大在籍時に米国の最優秀学生ゴルファーに贈られるベン・ホーガン・アワードを2年連続で受賞、世界アマチュアランク1位にも輝いた逸材は、今年6月にプロ転向。米ツアーのジョン・ディア・クラシックで4位タイに入るなど安定した成績を残すと、今月初めのDPワールドツアーのオメガ・ヨーロピアン・マスターズで逆転優勝を飾り、初のライダーカップメンバー入りを果たした。欧州チームキャプテンのルーク・ドナルド(英)も「世代を代表する選手」と語る、期待の新星だ。
メジャー出場のない選手のライダーカップ出場は史上初。自身初の大舞台を前にアバーグは、「本当にクールだし、ここにいられるのは夢のようだ。とても興奮している。これから起こることへの期待感が強いし、それを良いことだと思うようにしている。(その期待感は)必ずしも自分のプレーに悪影響をもたらすものではなく、むしろ僕が気にかけているものを示すものなんだ。またそういう気持ちを持てることを楽しみにしているんだ」とこれから始まる戦いへのワクワク感を語った。