メロンク「間違っていたことを証明したい」 ライダー杯落選の悔しさを力に
更新日:2023/10/24 13:44
掲載日:2023/10/24 13:38
エイドリアン・メロンク(ポーランド)が、22日まで開催されていたDPワールドツアーのエストレージャ・ダム N.A. アンダルシア・マスターズで逆転優勝。昨年12月のISPS HANDAオーストラリア・オープン、5月のDSオートモビルズ・イタリアン・オープンに続く今季3勝目を手にした。
これにより、上位10人(有資格者を除く)に翌年のPGAツアーカードが付与されるレース・トゥ・ドバイでライアン・フォックス(ニュージーランド)をかわして3位に。ただ、上にいるローリー・マキロイ(北アイルランド)とジョン・ラーム(スペイン)は同ツアーの出場資格を持っているため、ツアーカードを争う中では最上位に浮上したことになる。
また、世界ランキングも54位から46位に上昇し、年末まで50位以内をキープできればマスターズ(2024年4月11~14日/米ジョージア州/オーガスタ・ナショナルGC)の出場資格も得られる状況となった。
「長い1年だね。今日のようなラウンドを待ち望んでいた。今日のような意味のあるラウンドができたのは特別なこと」
今年、目標としていたライダーカップの欧州選抜入りは叶わなかったが、「ライダーカップの話が終わってただただ嬉しいよ。自分のプレーに集中し、前進し続けることができる。僕を疑った人たちが誰であれ、それが間違っていたことを証明したい」と落選の悔しさを力に前を向いている。