「風に翻弄された」マキロイ、オーバーグ、クラークら大物が予選落ち
更新日:2024/07/20 15:36
掲載日:2024/07/20 15:35
海外男子メジャーの全英オープンは19日、スコットランドのロイヤルトゥルーンGC(7,385ヤード・パー71)で第2ラウンドが行われ、通算7アンダー単独首位はシェーン・ローリー(アイルランド)だが、通算アンダーパーは同選手を含め10人しかいない。
いつものことではあるが、スタート時間によって天候に大きく左右される全英。優勝が期待されていたローリー・マキロイ(北アイルランド)は「風に翻弄されてしまった。横からの風に対応することができなかった。今日の前半は突風が吹いていて、スムーズに打てる気がしなかった」と通算11オーバーで予選落ち。
そのほか、今年の全米オープンを制したブライソン・デシャンボー(米)、世界ランク4位のルドヴィク・オーバーグ(スウェーデン)、トミー・フリートウッド(英)は通算9オーバー、大会3勝のタイガー・ウッズ(米)は通算14オーバー、松山英樹と予選を回った同5位のウィンダム・クラーク(米)は通算16オーバーと大物が予選で姿を消した。
対応できなくなればとことん叩いてしまうのが全英であり、ロイヤルトゥルーンである。通算6オーバーで予選を通過した選手が3日目を終えたら上位に、ということも天候次第で十分に考えられる。それも運だと言われればそれまでだが、クラレット・ジャグを最後に掲げるのは誰か?