全米シニア惜敗の藤田寛之、佐藤えいちが参戦　全英シニアオープン

　海外男子シニアメジャーの全英シニアオープン選手権が25日、スコットランドのカーヌスティGL（7,402ヤード・パー72）で開幕。日本勢は藤田寛之に加え、マンデートーナメントを突破した佐藤えいちが参戦する。

　藤田は今月初めの全米シニアオープンで単独2位と健闘。最終ラウンドの10番までトップをキープしていたが、荒天順延で決着は月曜日に持ち越し。再開後の8ホールで3つ落とし、通算13アンダーで並んだリチャード・ブランド（英）とのプレーオフに敗れ、井戸木鴻樹以来のシニアメジャータイトル獲得を逃した。

　全英シニアオープンは2度目の出場で、ウェールズのロイヤル・ポースコールGCで行われた昨年大会は33位タイだった。

　昨年覇者で連覇を目指すアレックス・チェイカ（独）、プレーオフ負けのパドレイグ・ハリントン（アイルランド）に加え、今季2勝のスティーブン・エイメス（カナダ）、同1勝のスティーブン・アルカー（ニュージーランド）、5月のリージョンズ・トラディションで優勝を飾ったダグ・バロン（米）らが顔を揃える。

　また、カーヌスティ開催の2016年大会を制したポール・ブロードハースト（英）、ダレン・クラーク（北アイルランド）、ベルンハルト・ランガー（独）、ミゲール・A・ヒメネス（スペイン）も歴代チャンピオンとして出場予定だ。

　前戦カウリグ・カンパニーズ選手権で優勝したアーニー・エルス（南ア）、今季メジャー2勝のブランドは出場しない。