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松山英樹、今季2勝目&米ツアー10勝目 プレーオフシリーズ初戦制す

更新日:2024/08/19 07:27
松山英樹、今季2勝目&米ツアー10勝目 プレーオフシリーズ初戦制す
松山英樹(写真:Getty Images)

 

 米男子ツアーのフェデックス・セントジュード選手権は18日、米テネシー州のTPCサウスウィンド(7,243ヤード・パー70)で最終ラウンドが行われ、松山英樹は4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「70」で回り、通算17アンダーで今季2勝目、節目のツアー通算10勝目、賞金360万ドル(約5億4,000万円)を手にした。

 5打差リードの単独首位から出た松山は、8番パー3で約12mを沈めてこの日初バーディ。後半は11番パー3で約6mのバーディパットを決めたが、続く12番でボギー、14番パー3はティーショットを池に入れてボギー。15番は右ラフからの2打目がグリーン横のラフに入り、奥の池を警戒したか3打目でグリーンを捉えられず4オン2パットのダブルボギーを叩く。それでも17番で約8m、18番で約2mのバーディパットを沈めてみせた。

 パリ五輪後、経由地のロンドンでパスポートを盗まれた早藤将太キャディと黒宮幹仁コーチが不在の中、久常涼のバッグを担ぐ田淵大賀キャディとコンビを組み見事に勝利。これにより松山は2,000ポイントを獲得し、ポイントランクは8位から3位に上がる見通しだ。

 通算15アンダー2位タイに「63」を叩き出したザンダー・シャウフェレ(米)、ヴィクトル・ホヴランド(ノルウェー)、通算14アンダー単独4位に世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米)が入った。

■プレーオフシリーズの仕組み
レギュラーシーズン終了時のポイントランク上位70人が初戦のフェデックス・セントジュード選手権に出場し、同大会終了後の上位50人が第2戦のBMW選手権に進む。最終戦のツアー選手権には第2戦終了時の上位30人が進出し、ランク1位が10アンダー、2位が8アンダー、3位が7アンダーとスタート時にハンデが与えられる。優勝者はボーナスの2,500万ドル(約36億7000万円)と5年のシード権を手にする。

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