シェフラー、最終ホールの岩場からの脱出成功は「運が良かっただけ」
更新日:2025/02/01 15:00
掲載日:2025/02/01 14:59
米男子ツアーのAT&Tペブルビーチ・プロアマは1月31日、米カリフォルニア州のペブルビーチGL、スパイグラス・ヒルGC(いずれもパー72)で第2ラウンドが行われ、スコッティ・シェフラー(米)はペブルビーチGLの18番パー5でナイスパーセーブを見せた。
「かなり悪かった」とティーショットは大きく左へ。「ボールがどこに落ちたか見えなかったが、岩に当たるのも、水しぶきが上がるのも見えなかった。そこで、暫定球を打てるか確認した。300ヤード先まで歩いてボールが見つからなければ(ティーグラウンドまで)戻ることになる。それは嫌だった。ただ、オフィシャルに聞いたら、ハザード内のボールに対しては(暫定球を)打てないと言われた。だから、2打目地点に向かうしかなかった」という。
幸いにもボールは岩場にあり、「砂の奥深くに埋まっているわけでもなく、ボールの後ろの岩を動かすことができたので、ただ上に出すことだけを考えていた」とクリーンヒットでボールをフェアウェイに戻すと、3打目をグリーンに乗せて2パットでパーとした。
上がってみれば3バーディ、1ボギーの「70」と伸ばし、通算7アンダー20位タイとまだまだ優勝が狙える位置でフィニッシュ。最後のパーは「運が良かっただけ」というが、さすが世界ランク1位の男だ。