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W.クラーク、高難度ベイヒルで首位発進「勢いがついた」 昨年2位の雪辱を晴らせるか

更新日:2025/03/07 14:52
W.クラーク、高難度ベイヒルで首位発進「勢いがついた」 昨年2位の雪辱を晴らせるか
初日「67」を記録したクラーク(写真:Getty Images)

 

 米男子ツアーのアーノルド・パーマー招待は6日、米フロリダ州のアーノルド・パーマー・ベイヒル・クラブ&ロッジ(7,466ヤード・パー72)で開幕。今季初優勝を狙うウィンダム・クラーク(米)が5アンダー単独首位に立った。

 アーノルド・パーマー招待は過去4度プレーし、初出場だった2020年は単独68位、2021年は予選落ちと高難度のベイヒルに苦戦を強いられた。それでも2023年は34位タイ、昨年は優勝したスコッティ・シェフラー(米)に次ぐ単独2位に入っている。

 冷たく強い風が吹き荒れたこの日は多くのトッププレーヤーがスコアメイクに苦しみ、72人中アンダーパーはわずか14人。そのなかで6バーディ(1ボギー)を奪って「67」で回ったクラークは、「攻略できたかどうかはわからないけど、コースに慣れてきたのは間違いないよ。いいスコアが出て良かった。残りのラウンドに向けても勢いがついた」と手応えを口にした。

 昨年大会は首位タイで週末を迎えるも、終わってみれば決勝ラウンドで8つ伸ばしたシェフラーに5打差をつけられた。「残念だよ。去年はスコッティが出ていなければ勝てた試合がいくつかあった。でもここからの数週間で取り返せるかもしれないし、スコッティが出てこないことを祈るよ」と冗談交じりに話した。

 2022-23年シーズンに全米オープンを含む2勝を挙げて大ブレイクし、2024年シーズンも序盤のAT&Tペブルビーチ・プロアマで優勝。そこから1年以上タイトルから遠ざかっているが、好スタートを決めたここで久々のツアー4勝目をつかみ取れるか注目したい。

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