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マキロイ、全米プロ前哨戦は「とにかくドライバーで飛ばしていく」

更新日:2025/05/08 18:56
マキロイ、全米プロ前哨戦は「とにかくドライバーで飛ばしていく」
今週は「ドライバーを振りまくるチャンス」とマキロイ(写真:Getty Images)

 

 ローリー・マキロイ(北アイルランド)は今年もクエイル・ホロークラブ(ノースカロライナ州)でタイトルを防衛することができない。

 8日に開幕する米男子ツアー、トゥルーイスト選手権の舞台はザ・フィラデルフィア・クリケット・クラブ ウィサヒコンコース(ペンシルベニア州)。マキロイは2010年、2015年、2021年、2024年と大会4勝を誇るが、クエイル・ホローが2022年はザ・プレジデンツカップ、今年は全米プロゴルフ選手権の舞台となるため使用できない。

 そのため「正直なところ、防衛戦という感じはしない」とマキロイ。それでもディフェンディング・チャンピオンという肩書きには誇りを持っている。4月のマスターズ制覇後は少し休養し、シェーン・ロウリー(アイルランド)とペアを組んで出場したチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズで調整を済ませ、個人戦に戻ってきた。

「こうして戻って来られて嬉しい。個人戦は久しぶりだからワクワクする。ゴルファーとしての日常に戻るのが楽しみ」

 今シーズンは3勝と好調。中でもマスターズ制覇は長年の悲願であり、「本当にいつか勝てるのか?」というプレッシャーをついに振り払った。

「いつかは勝てると信じていたし、自分にはその力があると思っていた。日曜日のバックナインで見せた通り、自分の中の“何か”を乗り越えることが鍵だった。それが何なのかは上手く言えないが、自分の心を打ち破ることが一番難しかった。正直、あの午後には戻りたくない。でも勝ち切れて本当に嬉しいし、これで前に進めると思う」

 優勝後は家族とともにイギリスでお祝い。ロンドンに建設中の自宅を初めて訪れたほか、北アイルランドの実家に帰省し、両親とも再会した。普段は感情を表に出さない父親との再会も、今回は特別なものだったと明かした。母親との再会では「お互いに涙を流した」そうだ。

「一人っ子というのもあるが、親との絆はとても強い。もちろん誰もが家族を大切に思っているだろうが、年齢を重ねるほどに、その存在がどれほど貴重かを痛感する。生きているうちに、彼らの前で生涯グランドスラムを達成できて本当に良かった」

 今週に向けては得意のドライバーが鍵になる。ウィサヒコンコースでは、全バンカーが300~310ヤードのキャリーが必要だといい、「ドライバーを振りまくるチャンス」と語る。

「打てるだけ打つ。2年前のオークヒル(全米プロの舞台)を思い出す。最初は戦略的にプレーしようとしたが、改修された昔ながらのコースでは、結局は『とにかくドライバーで飛ばして、そこから考える』というのがベストな戦い方だと気づいた。このコースもまさにそれ」

 また、今大会は来週の全米プロに向けたウォームアップにもなる。生涯グランドスラム達成で大きな呪縛から解放された今、マキロイは以前よりも「落ち着いた気持ちで」臨めるという。加えて、会場はマキロイが過去に好成績を収めてきたクエイル・ホローというのも大きい。

「数週間前の勝利が自信になっているし、クエイル・ホローは相性のいいコースだから、ポジティブな感情しかない。ここ数年のメジャーと違って、ピリピリした感じにはならないと思う」

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