渋野日向子は12位発進「なぜこのスコアが出たのか不思議」

　海外女子メジャーの全米女子オープンは29日、ウィスコンシン州のエリン・ヒルズGC（6,835ヤード・パー72）で第1ラウンドが行われ、渋野日向子は6バーディ、4ボギーの「70」で回り、2アンダー12位タイとなった。

　午前スタートだった渋野は、前半は安定したフェアウェイキープに加え、パー5で2つのバーディを奪うなど、順調な滑り出しを見せた。一方、後半はショットが乱れ、5番パー4ではドライバーショットがダフって185ヤードしか飛ばなかった。それでも「ボギーで済んで良かった」と振り返り、要所で粘りのプレーを見せた。

「このショット力でなぜこのスコアが出たのか不思議。ラッキーなパッティングが多かった」と語り、3パットが2回あったものの、1～1.5メートルのパットを確実に沈め、パーやボギーでしのいだ場面も多かったと振り返った。

「パッティングは比較的打てている」と一定の手応えも口にし、明日に向けては「コンディションも変わると思うので、しっかり切り替えて臨みたい」と意気込みを見せた。