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「胸が張り裂けそうだった」ネリー・コルダ、全米女子プロで雪辱なるか

更新日:2025/06/19 15:14
「胸が張り裂けそうだった」ネリー・コルダ、全米女子プロで雪辱なるか
全米女子オープンは2打及ばず2位タイ…(写真:Getty Images)

 

 世界ランク1位のネリー・コルダ(米)が18日、KPMG全米女子プロゴルフ選手権(19日~/テキサス州/フィールズ・ランチ・イースト at PGAフリスコ)を前に、3週前の全米女子オープンでの惜敗がさらなる成功への原動力になっていると語った。

 エリン・ヒルズGC(ウィスコンシン州)で開催された全米女子オープンは、優勝したマヤ・スターク(スウェーデン)に2打及ばず2位タイ。3つ目のメジャータイトルにあと一歩届かなかった。

「本当に胸が張り裂けそうだった。でも、それがゴルフというもの」

 コルダにとって全米女子オープンは、2013年に14歳でメジャー初出場を果たした思い出の大会であり、特別な意味を持つ。今年はその悲願のタイトルにもっとも近づいていた。

 失意を乗り越え、コルダは再び新たな挑戦に気持ちを切り替えている。「(全米女子オープンの惜敗が)より一層のやる気に火をつけてくれた。私はミスをするのが嫌いだし、当然ながら勝つのが大好き」と26歳。

 続けて「頻繁に勝てるわけではないけど、優勝争いの中にいるというのは他にはない感覚。だからこそ、もっと頑張って、その位置にまた戻りたいと思える」と、前を向く姿勢を強調した。

 さらに「この出来事はポジティブにもネガティブにも捉えることができるけど、3週間たった今は前向きに捉えられるし、それが私にさらなる意欲を与えてくれると信じている」と、自らを奮い立たせるように語った。

 昨季は圧倒的な成績で7勝をマークし、そのうちの1勝はザ・シェブロン選手権でのメジャー制覇だった。しかし、今季はまだ優勝なし。2021年大会で頂点を知るコルダは、再びその景色を目指してクラブを握る。

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