昨年2位の藤田寛之、宮本勝昌、兼本貴司が参戦　全米シニアオープン

　海外男子シニアメジャーの全米シニアオープン選手権は26日、米コロラド州のザ・ブロードムーアGC（7,247ヤード・パー70）を舞台に開幕する。

　昨年大会は日本の藤田寛之が単独2位と健闘した。初日「63」で首位発進を切ると、2日目「66」、3日目「67」と安定したプレーでトップを堅持。しかし荒天順延で2日間に渡った最終ラウンドに「71」と落とすと、通算13アンダーで並ばれたリチャード・ブランド（英）にプレーオフで敗れ、井戸木鴻樹以来のシニアメジャータイトル獲得を逃した。

　今年はリベンジを狙う藤田、宮本勝昌、兼本貴司が参戦予定。昨年覇者のブランドは同週開催のLIVダラス大会に出場するため不在だが、メジャー連勝を目指す賞金ランク1位のミゲール・A・ヒメネス（スペイン）、今季メジャー2勝のアンヘル・カブレラ（アルゼンチン）、大会2勝のベルンハルト・ランガー（独）らがエントリーしている。

　さらに、スティーブン・アルカー（ニュージーランド）、スチュワート・シンク（米）、アーニー・エルス（南ア）、パドレイグ・ハリントン（アイルランド）、ビジェイ・シン（フィジー）、マイク・ウィアー（カナダ）や、前回ザ・ブロードムーアGCで開催された2018年大会を制しているデビッド・トムズ（米）といった有力選手が顔を揃える。