シャウフェレ「もし実現できたら素晴らしい」　縁の深い日本でパパ初優勝＆10勝目へ

　PGAツアーのベイカレント・クラシック・プレゼンテッド・バイ・レクサスは11日、神奈川県の横浜カントリークラブ（7,315ヤード・パー71）を舞台に第3ラウンドが終了。ザンダー・シャウフェレ（米）が通算12アンダーまでスコアを伸ばし、マックス・グレイサーマン（米）と首位タイで並んだ。

　2日目に「63」を叩き出したシャウフェレはこの日も好調をキープ。4打差2位タイから6バーディ、2ボギーの「67」をマークしてトップを捉えると、「今年は優勝争いに加わるのは初めてだと思うので、とても嬉しいです。いいゴルフができていますし、天候が難しい中でこの戦いができて誇りに思います」と手応えを口にした。

　8月に第一子ビクターくんが誕生したばかりで、今大会は米ツアー出場200戦目。日本育ちの台湾人の母を持ち、東京五輪では金メダルに輝いている31歳は、「まだ考えるのは早いですが、もし実現できたら本当に素晴らしい気持ちです」と、縁の深い日本でパパ初優勝と節目のツアー通算10勝目を目指す。