4年ぶりの3代目「G LE」シリーズ登場 小文字のpingがよく映える
my caddie 編集部です。
19日、都内でピンの新製品発表会があり、9月7日に女性用モデル「G LE3」シリーズが発売されることがアナウンスされました。
G LEシリーズは2017年に登場し、2019年に2代目、そして2023年に3代目。ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアン、パターとよくあるレディースセットではなく、男性ゴルファーのように1本1本選べるように揃っており、左用もあります。
ピンは女性版ライダーカップにあたるソルハイムカップ(ソルハイムはピン創業者のカーステン・ソルハイムさんから)のスポンサーを務めるなど女子ゴルフをサポートしています。
また、女性用ロゴはPINGではなく小文字のpingと可愛らしくなっています。2019年の全英女子オープンで渋野日向子選手が優勝した時に着用していたキャップのロゴもpingでしたね。
2017年にティーチャー・オブ・ザ・イヤー清元登子賞を受賞した岩本砂織プロコーチは、これだけ女性用クラブが充実していることに驚かれていました。
ドライバーは女性も男性もやっぱり飛ばしたい、ということから最新技術が詰まっています。
ヘッドは前作から中心部が約6%、周辺部が約11%薄くなった新反発フェースを採用。G430ドライバーと比較しても中心部は約6.2%、周辺部は約10.8%スリムに。また、スピンシステンシー・テクノロジー(打点がブレても飛距離が落ちない)が搭載されています。
ヘッド後方部の高比重ウェイトにより深低重心設計となりミスに強くなったほか、女性のヘッドスピードに合わせたリブをヘッド内部に配置することで、女子プロのようなインパクト音を出すことができます。
シャフト長は44.75インチ(ULT 250 J)と前作は44.5と45インチでしたが、今回はちょうどその間です。
YouTubeチャンネル「なみきゴルフ」のなみきさんもナイスショットでした!
フェアウェイウッドはスピンシステンシー・テクノロジーのほか、フェース・ラップ・ テクノロジー構造(フェースがソールとクラウンまで拡大)により最大のたわみと初速を生み出します。
また、シャフトは最大飛距離が出せるよう、例えば3番が42.5インチ(前作は42.25と42.75インチ)になりました。
ハイブリッドは高強度マレージング鋼を採用し、フェアウェイウッド同様にスピンシステンシー・テクノロジーとフェース・ラップ・テクノロジーを搭載。
また、新シャフト設計によりあらゆる状況からラクに高さが出せてグリーンが狙えるようになりました。
アイアンは番手間の距離を最適な約12.5ヤードに設定したり、ピュアフレックス(インパクト時の振動を軽減する衝撃吸収バッジ)搭載によりソフトな打感と快音を生み出します。
サンドウェッジはEYE2ウェッジを継承した伝統的なデザインになっているため、時には力がないと脱出できないバンカーでも、これなら楽々脱出できそうです。
フェースのヒール側の上に番手が刻印されていて、ファッションモデルの三枝こころさんは「確認するのにいいですね」と言っていました。
パターはアンサー(ANSWER)、ルイーズ(LOUISE)、フェッチ(FETCH)、KETSCH G(ケッチG)の4種類。ちなみに、ルイーズはソルハイムさんの奥さんの名前です。
フェース部分に消しゴムのような素材「PEBAX」が使用されているのですが、柔らかいPEBAXでソフトな打感を出して、硬いPEBAXでしっかりとした転がりを出しているとのこと。加えて、浅い溝により転がりが安定します。
渋野選手のそっくりさん、神田美優さんが新作パターを試打していましたが、やはり渋野選手が使用しているピン型(アンサー)がお気に入りなようです。
G LE3シリーズは初心者から上級者まで使うことができ、よりゴルフが楽しくなるよう作られています。
デザインも一環として、いかにも女性用ではなく、シックなネイビーにシルバーとゴールドを指し色にしてと高級感があるため、コースで映えること間違いなしでしょう!
■G LE3 シリーズ